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ニッポンヴィジョンズ審査員特別賞受賞作品 日本零年三部作第二部、『DUAL CITY』の情報は→ http://ek-stase.under.jp

日本零年三部作、第一作『イリュミナシオン』予告編

二十四の瞳/木下恵介

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映画にしかできないこと

視線のスケール。

「神の独り言」としての映画、と書いてらっしゃる方がいた、その通りだと思う。

ヒューマニズム反戦といった言葉やテーマの後ろに、巨大な。

それらの人間的テーマでは捉えきれない質的な隔たりがある視線で、それでもこの一連の現実を見つめているものがいるとして、それは何なのかとも思うし、

この恐ろしささえ感じる時間の流れ(見たくない)と、人間が生きる場の奥行き。

これを表現できるのは、映画だけだろうと本気で思う。

この映画の怖さは簡単には言えない。現実的というのではない、凄い時間。

一人船を見送りに来た生徒に、決して近寄っていくことはない、寄り添うというのでもなく、同じ距離で見つめ続けるカメラ。

カメラなのか、すごいなぁと思ってしまった。